精密根管治療
精密根管治療は、歯の寿命を左右する「土台」の治療であり、当院が最もこだわる治療の一つです。
短期集中治療の基盤として、再発のリスクを抑えることに配慮し、健康的な状態の維持を目指します。
精密根管治療は、歯の寿命を左右する「土台」の治療であり、当院が最もこだわる治療の一つです。
短期集中治療の基盤として、再発のリスクを抑えることに配慮し、健康的な状態の維持を目指します。

根管治療とは、歯の内部(神経の通っていた管)に感染や炎症が起きた際に、その原因を取り除くために行う治療です。
細菌に侵された神経を除去し、根の中を丁寧に消毒・洗浄したうえで薬剤を詰めて密閉し、再発を防ぎます。
治療の精度が不十分だと細菌が再び繁殖し、痛みが再発することもあるため、正確な診断と細部まで配慮した処置が重要です。
早めの受診が歯を残せる確率を上げます。

六本木の歯医者 六本木交差点デンタルクリニックでは、できる限り歯を抜かずに残す治療を目指していますが、状態によっては抜歯が必要となる場合もあります。
根管治療をそのための最終手段と考え、保存できる歯に対しては丁寧かつ慎重に対応します。

根管は細く複雑な形をしているため、CTによる立体的な診断と拡大鏡を用いた精密な処置で、根管の見落としを防ぐ治療を行っています。

患者さんの通院負担を軽減するため、症例によっては1〜2回の通院で終了する場合もあります。

治療後の再感染を防ぐため、根管内の消毒と封鎖を徹底。さらに、土台や被せ物の適合にもこだわり、長期的に安定する状態を目指します。

鈴木篤太郎
私は長年の間、大規模医療法人の中で治療部門長を勤めておりました。若手歯科医師の教育にも携わりながら、法人内の根管治療専門医として精密根管治療・歯根端切除術を中心に研鑽を積んできました。
マイクロスコープを使用し始めて10年以上になります。治療する部位を20倍以上に拡大して見ることができるようになり、従来の裸眼での治療と比べて、治療の精度が飛躍的に向上しました。
拡大視野での精密治療をベースとした、自院では“家族に受けさせたい治療”を理念に、日々改善に努めています。
日本の健康保険は多くの人が平等に医療を受けられる優れた制度ですが、治療内容は定められた範囲内で行うことが基本です。
そのため、「より長持ちさせたい」「見た目にも自然で美しく仕上げたい」といったご希望すべてにお応えできない場合もあります。
六本木の歯医者 六本木交差点デンタルクリニックでは、ご自身の歯をできる限り長く保ちたい方へ、より精密で身体にやさしい材料を用いた自由診療の根管治療をご提供しています。
それぞれの治療法の特徴やメリット・デメリットを丁寧にご説明し、ご納得のうえで最適な選択ができるようサポートいたします。
従来からの歯内療法30年前から変わらない方法に限られる |
世界基準の根管治療徹底的な感染除去を行う |
||
|---|---|---|---|
| 視覚 |
|
|
|
| 消毒 |
|
|
|
| 削る道具 |
|
|
|
| 治療回数・期間 |
|
|
|
| 治療中の仮蓋 |
|
|
|
| 最後に詰める薬剤および蓋 |
|
|
|
| 成功率 | 初めての治療 | 50%~60% | 80%~90% |
| 再治療 | 40%~50% | 70%~80% | |

治療する部位を3〜20倍まで拡大でき、同軸照明(見る方向と同じ方向に光が届く)の機能により従来は見ることが出来なかったものが見れるようになり、診断および治療の精度が格段に上がります。

デジタルカメラを搭載し、治療前・治療後の撮影記録を大きなモニターでお見せして説明します。自分のお口・歯がどうなっているのかを患者さん自身も知ることができるので、納得して治療を受けることができます。

歯髄を除去することで、感染や痛みを取り除き、歯の保存を目指します。根管内の炎症が収まることで、再感染のリスクを減少させ、歯の機能回復が期待できます。

以前の治療で不完全だった場合に再治療を行います。根管の感染や炎症を再度除去し、歯を保存することで、長期的な機能回復を図ります。
根管治療で改善しない感染部分を取り除く手術。歯根の先端を切除することで、感染源を除去し、歯を残せる可能性が上がります。
根管治療後に感染が再発した場合、歯を一度抜き、治療後に再植する方法。歯を抜かずに済むため、噛み合わせや外見を保持できます。
歯髄がわずかに露出した状態で行う治療。歯髄を保護しながら治癒を促進、感染を防ぎ、歯髄の健康を維持できるメリットがあります。
感染している歯髄の一部を切除する方法。歯髄を完全に失うことなく、局所的な痛みや感染を取り除き、歯の機能回復が期待できます。
むし歯や炎症の進行度、根管の形状を把握するためにレントゲンやCTを撮影します。
結果をもとに、治療の必要性や期間、費用について詳しくご説明します。
局所麻酔を使用し、痛みをできるだけ抑えながら処置を進めます。
虫歯に侵された部分を除去し、神経(歯髄)にアクセスします。
感染した神経や汚染物を取り除き、専用器具で根管の内部を洗浄・消毒します。
症状によっては複数回の通院が必要な場合もあります。
根管内が清潔になった後、再感染を防ぐために薬剤を詰めて密閉します。
これにより歯の内部をしっかり保護し、再発を防止します。
治療を終えた歯は脆くなるため、補強として土台(コア)を設置し、その上から被せ物(クラウン)を装着します。
六本木の歯医者 六本木交差点デンタルクリニックでは、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を活用した精密な根管治療を行っています。
根管(歯の根の中)は非常に細く複雑で、肉眼では確認しづらいため、従来の治療では感染源の取り残しや再発リスクがありました。
マイクロスコープを使用することで、根管内部を高倍率で明るく拡大し、細部まで正確に処置することが可能です。
これにより、感染の取り残しや治療誤差を最小限に抑え、再治療や抜歯のリスクを抑えることが期待されます。
「抜歯をすすめられた」「再発を繰り返している」とお悩みの方も、ぜひ一度ご相談ください。歯を守るために、当院では、治療の進行を患者さんにもご覧いただける『見える化』を重視しています。
なぜ根管治療が必要になるのですか?
むし歯が進行して神経まで達すると、強い痛みや腫れが起こり、放置すると歯の根の先に膿がたまることがあります。こうした歯を抜かずに残すために行うのが根管治療です。
根管治療は痛いですか?
治療中は麻酔を使用するため、痛みはほとんど感じません。治療後に一時的な違和感が出ることはありますが、多くの場合は数日で落ち着きます。
根管治療の通院は何回くらい必要ですか?
歯の状態や根管の数によって異なりますが、一般的には2〜4回程度で終了することが多いです。複雑な症例ではもう少し回数が必要な場合もあります。
一度治療した歯がまた痛くなったのはなぜですか?
根管内は非常に細く複雑なため、以前の治療で感染源が残っていたり、新たに細菌が侵入した場合に再発することがあります。当院では再治療にも対応しています。
保険と自費の違いはありますか?
保険診療では使用できる材料や方法に制限がありますが、自費治療ではマイクロスコープや専用器具を使った精密な治療が可能です。ご希望に応じてご提案します。
根管治療をすれば必ず歯を残せますか?
症例によっては歯の保存が困難な場合もありますが、できる限り歯を残す治療に努めています。正確な診査と適切な処置が重要です。